小松島市職員が着用を始めた木製の名札=同市役所

 小松島市は市の製材業をPRするため、職員が県産スギで作った名札を着用する試みを始めた。今後は製材業者と協力し、木質加工品の普及や商品開発にも取り組む。

 名札は縦6センチ、横9センチ。枝木や曲がった木を繊維状に細かく裁断し、接着剤で成形した中密度繊維板(MDF)を市内の業者が作った。

 商工観光課が正規職員397人に利用を呼び掛けたところ、対外業務などに携わる約140人が自費で購入した。首掛け式のネームホルダーに取り付け、来庁者らに木製品をアピールする。

 県によると、2017年度に県内で生産された木材37万立方メートルのうち、41%を小松島市の業者が製材加工している。

 市は昨年12月、国の支援が受けられる「ふるさと名物応援宣言」の対象に木質素材製品を指定した。