山腹が崩壊し、全面通行止めとなった国道438号=午前10時40分ごろ、神山町上分

 台風に変わる可能性がある熱帯低気圧は27日、鹿児島県の奄美大島沖の東シナ海を北寄りに進んだ。同日夜までに台風に発達し、徳島県には夜遅くにかけて最接近する見通し。四国に上陸する恐れもある。徳島地方気象台は土砂災害や浸水、川の増水などに警戒を呼び掛けている。

 27日の県内は熱帯低気圧や前線の影響で、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降っている。降り始めの26日午前10時から27日午前11時までの雨量は上勝町福原旭で166・5ミリ。神山町上分の国道438号は山腹崩壊のため、午前8時半から全面通行止めとなっている。徳島発着の空の便は、全日空の東京線で上下2便が欠航した。

 28日正午までの24時間予想雨量は、多い所で北部150ミリ、南部200ミリ。28日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は北部、南部とも陸上が12メートル(23メートル)、海上が15メートル(23メートル)。