水量が戻り豪快な姿を見せる灌頂ヶ滝=28日午前、上勝町正木

 27日のまとまった雨で徳島県上勝町正木の「灌頂ケ滝」に水量が戻り、激しい音としぶきを立てて流れ落ちる迫力ある姿を見せている。

 灌頂ケ滝は、山岳修行の一つの「滝打ちの行」が行われる場所。「灌頂」には、霊水を頭からいただくという意味があり、弘法大師が修行したという言い伝えがある。高さは約70メートルあり、晴天の日には朝日に照らされて虹がかかることから、地元では「旭の滝」「御来迎の滝」とも呼ばれている。

 写真を撮りに来ていた小松島市の男性(65)は「水量が増して豪快に流れている。きょうはいつにも増してきれい」と感動していた。