徳島市は28日、市中心部の鉄道高架事業を見据えた「徳島駅周辺まちづくり計画」の修正版を策定した。市文化センター跡地に整備する新ホールと徳島駅前を結ぶ区画の一部を「文化・レクリエーションゾーン」にする。

 市は昨年6月に計画を策定。8月に新ホールの建設候補地が徳島駅西側駐車場から市文化センター跡地に変わったのを受け、修正版を作成していた。

 修正版では、徳島駅西側駐車場はそのまま駐車場として活用。旧計画で駐車・駐輪場としていた文化・レクリエーションゾーンには例としてギャラリー、アトリエのほか、フィットネスジムなどのスポーツ施設、家族向けのレクリエーション施設などを挙げている。

 徳島駅前の「にぎわい創出ゾーン」には物産店やホテルを、その南側の「歩行者・にぎわい空間」にはイベントや休憩ができる広場を設けたい考えだ。

 市は本年度中に有識者会議を設け、各ゾーンにどんな施設が配置できるかを盛り込んだ「詳細版」を作る。

 鉄道高架事業は県とJR四国、市が進めており、県が鉄道高架、市がまちづくりを担っている。概算事業費は約500億円。2006年に連続立体交差事業の新規着工準備箇所として国に採択されて以降、事業は進んでいない。