医師(右端)にチョコレートを手渡す地域医療を守る会の会員ら=牟岐町中村の県立海部病院

医師(右端)にチョコレートを手渡す地域医療を守る会の会員ら=牟岐町中村の県立海部病院

 バレンタインデーを前に、海部郡の医師不足解消に取り組む住民グループ「地域医療を守る会」が13日、美波、牟岐、海陽3町にある公立3病院と2診療所の医師ら50人にチョコレートを贈った。

 会員9人が前日からチョコレートを手作りし、「Thank you for helping kaifupeople(海部の人々を助けてくれてありがとう)」と記したメッセージカードを添えた。

 牟岐町中村の県立海部病院には、石本知恵子副会長(66)=同町川長=ら2人が訪れ、非常勤医を含む医師や看護師ら男女20人に手渡した。

 守る会は、日頃の感謝の気持ちを伝えようと、2010年からチョコレートを贈る活動を続けている。