入場する選手を笑顔で迎える子ども=鳴門ポカリスエットスタジアム

 力強い突破に強烈なタックル―。29日、鳴門市の鳴門ポカリスエットスタジアムであったラグビーのトップリーグカップ(TL杯)には約2400人が詰め掛け、ハイレベルの攻防に歓声を上げた。

 昨季のTL杯を制した神戸製鋼は格下の豊田自動織機を序盤から圧倒。激しい突進と流麗なパス回しから連続トライを決め、スタンドは熱気に包まれた。

 後半は豊田自動織機が反撃。一進一退のせめぎ合いが続いたが、終了前に神戸製鋼が約50メートルの独走からトライを奪うと、この日一番の拍手が起こった。

 初めてラグビーを観戦した鳴門市大津町矢倉、看護師滝下優子さん(38)は「ぶつかり合いの迫力がすごかった。また見たい」と声を弾ませた。

 試合前には、県内の小学生28人が「花道キッズ」として、選手らを拍手でピッチに迎えた。生光学園小5年高畠望さん(10)、同3年健君(8)きょうだいは「日本人も外国人も背が高く、がっしりしていて格好良かった。あんな風になりたい」と笑顔を見せた。

 今秋のワールドカップ日本大会で県内事前キャンプを行うジョージア代表を紹介する催しもあり、徳島市出身で元日本代表の林敏之さん(59)らがPRした。