武田歴次

 陸上の世界選手権(9~10月・ドーハ)代表選考会を兼ねた日本選手権最終日は30日、福岡市の博多の森陸上競技場で行われ、男子砲丸投げ決勝は美馬市出身の武田歴次(24)=日大桜門陸友会、生光学園高―日大―四国大大学院=が17メートル58を投げて初優勝した。

 14人で争われ、武田は1投目に16メートル66、2投目に16メートル86を投げると、3投目に一気に記録を伸ばして17メートル58をマーク。2位に7センチ差をつけて頂点に立った。自身の持つ徳島県記録(17メートル70)には12センチ届かなかった。武田が世界選手権代表に内定するには、9月15日までに参加標準記録(20メートル70)を突破することが条件となる。

 徳島県勢の日本選手権優勝は、2015年に男子400メートルを制した金丸祐三(31)=大塚製薬=以来4年ぶり。

 五輪へ向け努力

 武田歴次の話 雨で投げづらかったが、雨脚が弱かった前半の3投目で記録を出せたのが良かった。まだ18メートル台を投げたこともなく力不足。来年の東京五輪に少しでも近づけるよう努力したい。

 

 たけだ・れいじ 美馬中で砲丸投げを始め、3年時の千葉国体では日本中学新記録(当時)で優勝。生光学園高から日大に進み、3、4年時に日本学生対校選手権で2連覇を達成。日本選手権でも2年連続で3位に入った。美馬市美馬町出身。193センチ、127キロ。