天皇杯初戦の愛媛戦に向けて調整する徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 サッカーの第99回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、徳島新聞社、共同通信社、NHK共催)は3日、各地で2回戦29試合が行われる。徳島ヴォルティスは鳴門ポカリスエットスタジアムで午後7時から同じJ2愛媛FCとの初戦に臨む。リーグ戦で4連勝し、波に乗る徳島。「四国ダービー」を良い形で勝利し、リーグ戦へとつなげたい。

 前節のアウェー甲府戦から中3日での試合となるため、メンバーは大きく入れ替わりそうだ。ロドリゲス監督はこれまで出場機会の少なかったメンバーを中心に起用する考えで「できるだけ試合でプレーを見てみたい」と話す。

 今季はリーグ戦に選手33人中26人が出場。指揮官は「全員が戦える選手たちだ」と評する。特に最近の試合では日替わりでヒーローが誕生しており、良い意味でチーム内競争も激しさを増している。

 MFチャキットとFWウリンボエフの両外国人や若手らの士気は高い。公式戦初出場を目指す20歳のMF井澤は「早くピッチに立ちたい。出場すれば献身的なプレーで勝利に貢献する」と意気込みを示す。

 準備期間が短いため、練習では前線からのプレスやパス回しなど徳島のスタイルを再確認。愛媛には昨季からリーグ戦2試合で未勝利。4月の対戦では終了間際に追い付き、辛くも引き分けに持ち込んだ。リーグ後半戦でも顔を合わせる相手だけに、負けられない一戦となる。