泉市長から感謝状を受け取る柏木さん(左)ら=鳴門市役所

 鳴門市は、海難救助に貢献した市民5人に感謝状を贈った。

 5人は、新鳴門漁協の柏木正弘組合長(61)=鳴門町土佐泊浦=と渡船会社員の奥知憲さん(37)=瀬戸町明神=のほか、里浦漁協の福山徳組合長(70)と組合員の喜多谷達さん(47)、市川幸男さん(63)=いずれも里浦町里浦。

 柏木組合長と奥さんは2018年10月、撫養港近くで高波により漁船から投げ出された男性船長を発見し、自身の船に引き上げた。海に落ちたもう1人の男性乗員は自力で岡崎海岸に泳ぎ着いた。2人はともに顔に軽いけがを負った。

 福山組合長と喜多谷さん、市川さんは18年11月、夜間に大手海岸沖でワカメの養殖網に絡まった漁船の男性乗組員3人を自身の船で助けた。翌日には立ち往生した漁船を網から外し、里浦漁港にえい航した。

 市役所で贈呈式があり、泉理彦市長が感謝状を渡した。柏木組合長と福山組合長は「海の上での助け合いは漁師として当然。これからも自身や周囲の安全に気を配りたい」と話した。