知人の60代男性の頭部をなぎなたのような刃物で切りつけたとして、徳島県警捜査1課と三好署は2日、殺人未遂の疑いで、東みよし町足代、無職の男(80)を逮捕した。男性は頭に約1週間のけが。男は「(被害者と)以前からもめており、痛い目に遭わせるためにやった」と供述している。

 逮捕容疑は、2日午前6時25分ごろ、東みよし町足代の民家の敷地内で、刃物を両手で振り下ろし、同町内の60代の知人男性を殺害しようとしたとしている。

 署によると、刃物は刃渡り約40センチで、柄の長さが約60センチある。男は「イノシシを仕留める時に使うため、自分で作った」と供述している。

 当時、男性は散歩中で、軽トラックに乗った男が近くに車を止めて襲い掛かった。男性は近くの民家に逃げ込み、住人が110番した。

 男は車で走り去り、事件発生から約20分後、近くの駐在所に「恨みを持っていた相手が歩いているところを刃物で切りつけた」と電話した。署員が自宅にいた男に任意同行を求めた。

 男と男性は顔見知り程度の間柄。被害者によると、数年前に互いの飼い犬同士がけんかするトラブルがあった。以降は、道で擦れ違っても会話したことはなかったという。署はこのトラブルが犯行の動機になったとみて調べている。