鳴門市瀬戸町の田崎信隆ちゃん(4)が、日本けん玉協会(東京)の段位検定で初段に合格した。4歳と30日での合格はギネス世界記録の4歳と285日を更新する記録となるため、ギネスワールドレコーズジャパンに申請している。
初段は、大皿の縁にバランス良く玉を乗せる「うぐいす」など、10種類の技を指定された回数成功させると合格となる。信隆ちゃんは5月に石井町で行われた段位検定に参加。難しい技に苦戦しながらも、全てをやりきって合格した。
協会認定の指導員で父の隆也さん(38)=建設業=や母あすかさん(37)、姉このかさん(9)=明神小4年=の影響で、1歳の頃からけん玉をおもちゃにして遊んでいた。1歳で10級、2歳で9~7級、3歳で6級~準初段に合格。初段挑戦は2回目だった。
信隆ちゃんの持ち味は負けん気だという。このかさんが新しい技を習得すると「僕にもできる」と一緒に練習している。
信隆ちゃんは「次は2段に挑戦したい」と笑顔で話している。ギネス世界記録に認定されるのは、8月ごろになる見込み。