阿波藍の魅力や将来像を探った藍国際フォーラム=徳島市の四国大

 阿波藍の魅力や将来像を考える「藍国際フォーラム」(四国大主催)が6日、徳島市の四国大であった。藍のブランド化などをテーマに国内外の大学教授らが講演し、約240人が聞き入った。

 米インディアナ大のローランド・リケッツ教授(染織学)は、米国で行われている阿波藍栽培や染色、アート制作を紹介。「藍は何百年も徳島で進化してきた。昔と現代をつなぐ存在として、広く知ってほしい」と話した。

 キルギスで加工品販売を手掛けるナルギザ・エルキンバエバさんは、草木染の商品開発に藍染技術を導入したと報告。「欧州では青い染め物が珍しくて価値がある。生産体制を早く確立し、藍文化を発展させたい」と語った。

 四国大の近藤真紀教授(栄養学)は、食用藍の効果として体重増加や血圧上昇の抑制、糖尿病の予防や改善を挙げた。