茶葉の収穫を体験する上勝小の児童=上勝町旭

 茶葉を湯がいて発酵させる阿波晩茶の名品「神田茶」の産地として知られる上勝町旭の神田地区で、茶葉の収穫が始まった。8日には上勝小の5、6年生13人が茶摘みを体験し、地元の特産品について学んだ。収穫は7月下旬まで行われる。

 武市泰徳さん(37)方の茶畑約6アールでは、早朝から家族総出で丁寧に茶葉を摘み取っている。茶葉の質は例年並みながら、量は若干多めだという。

 この日、収穫を体験した上勝小5年の殿川瀬里さん(11)は「摘み取る時のプチプチした感触が気持ちよかった。暑い中、作業している農家さんは大変だと思った」と話した。

 収穫した葉は冷水で洗った後、釜ゆでして茶すり機でもむ。10日~1カ月ほど木おけに漬け込んで発酵させ、むしろに並べて3日間天日干しする。

 町内では約90戸の生産農家があり、8月初旬から順次、月ケ谷温泉や道の駅などで販売する。