子どもたちを支援する活動などを行う国際奉仕団体キワニスクラブの支部組織「徳島キワニスクラブ」が発足し、18日、国際キワニスから認証状を受けた。徳島市のホテルクレメント徳島で授与式があり、県内の会員や関係者ら約120人が門出を祝った。
国際キワニス日本地区ガバナーの藤原武平太さんが、徳島キワニスの永廣信治会長(65)=徳島大病院長=に認証状を手渡した。この後、関係者が今後の活動への決意や祝福のメッセージを述べた。
徳島キワニスは当面、病気の子どもに贈る人形作りに取り組む。発足呼び掛け人の一人、高橋信子副会長(72)は「意見を出し合い、自分たちにできることをどんどんやっていきたい。支援の輪も広げたい」と話した。
キワニスクラブは米国に本部があり、ライオンズクラブ、ロータリークラブと共に世界三大奉仕団体の一つとされる。85カ国に約7300のクラブ(会員約20万人)があり、徳島は国内で35番目の認証となった。