『画業30周年記念 小畑健展 NEVER COMPLETE』展示会に出席した小畑健氏 (C)ORICON NewS inc.

 『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』『バクマン。』などの作画で知られる漫画家・小畑健氏が12日、東京・アーツ千代田3331で行われた、自身の画業30周年を記念した初の展覧会『画業30周年記念 小畑健展 NEVER COMPLETE』の内覧会に登場。「じたばたして書いてきた」とつらかった画業30年を振り返り「『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』を書いている時は、楽しくはないのですが、集中はすごくできていたので、食べる、寝るのを忘れてずっと書いていた」と苦笑いしながら語った。

【写真】DEATH NOTE、ヒカルの碁などの原稿がズラリ

 また、この日は、『DEATH NOTE』の新作読み切りが約11年ぶりに公開されることが発表。扉ページ含む全87ページで、展覧会では漫画原稿部分の10ページが展示される。原作とはまったく違う話しが展開される新作読切について小畑氏は「連載していたものとは違った感じになっています。DEATH NOTEは、拾った人によって違う話になるんだなと思いました」と伝えた。

 新作読み切りは、あす13日午前0時より漫画アプリ『少年ジャンプ+』にて小畑氏によるネーム段階の全ページを掲載。さらに、『週刊少年ジャンプ』2008年11号に掲載された特別読切編の全ページも見ることができ、今後、巡回展を行う新潟会場、大阪会場でも公開する原稿が追加される。

 『週刊少年ジャンプ』で2003年12月から06年5月まで連載された『DEATH NOTE』(デスノート)は、主人公の秀才高校生・夜神月が、ある日、“このノートに名前を書かれた人間は死ぬ”と書かれた1冊の「デスノート」を手に入れ、神のような力を手に入れたことに陶酔し、その恐ろしい力を持つノートを利用し“キラ”と名乗りながら、生きる価値がないと思う人間たちを殺し始めるストーリー。“キラ”捕まえるべく、もう一人の主人公・Lとの頭脳戦などが話題となった。

 13日に開催される同展では、1万5000枚を超えるアーカイブの中から厳選した、『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』『バクマン。』などの人気作品から約500枚以上の原画や資料が集結。原作者とのコンビで自らは作画に専念し、テーマごとに画風を大きく変えて、色彩豊かな青春ストーリーからダークで重厚なサスペンスドラマまでを描く表現技術の高さを堪能できる。また、技法を凝らした緻密なイラストレーション、キャラクターデザインなど30年間の活躍のすべてを見られる。

■開催概要
会場:アーツ千代田3331(東京都千代田区外神田6丁目11―14)
会期:7月13日から8月12日
チケット:当日券1500円

(c)TO (c)SS,TO (c)S,TO (c)HO (c)O・O (c)TT,TO (c)HS,RT,YA,TO (c)NE,TO (c)MH,TO (c)NO (c)PP (c)KK / S


徳島新聞Webの「エンタメ(オリコン)」は、記事提供会社からの情報を加工せずに掲載しています。このサイトに掲載している記事の品質・内容については、徳島新聞社は保証せず、一切の責任を負いません。また掲載されている文言、写真、図表などの著作権はそれぞれの発表者に帰属します。徳島新聞Web上のデータの著作権は徳島新聞社に属し、私的に利用する以外の利用は認められません。記事についてのお問い合わせは提供会社までご連絡ください。