徳島駅前で展示された映画「世界が燃えつきる日」に登場する特殊装甲車・ランドマスターのレプリカ=1977(昭和52)年、本社所蔵写真

 第3次世界大戦の核兵器攻撃により全土が壊滅状態になった米国で、生存者がほかの場所で生き残っている人を探しに出掛ける・・・。

 これは1967(昭和42)年に発表されたロジャー・ゼラズニイのSF小説「地獄のハイウェイ」の一場面。この作品を基にした映画が「世界が燃えつきる日」で、77(昭和52)年に公開された。

 映画自体は、突っ込みどころ満載のSF作品と評されているが、劇中に登場した主人公らが乗る特殊装甲車・ランドマスターが人気を集めた。

 写真は、全国ネットのラジオ番組とタイアップした映画の宣伝で徳島市を訪れたランドマスター。と言いたいところだが、実はこのランドマスター、映画で使われた実車ではなくトラックに板を貼り合わせて作ったレプリカ。実際に見た人の話では「かなり無理がある」仕上がりだったようだ。

 それでも珍しい形の車は人気を呼び、会場には大勢の人が集まり、映画館へ足を運んだ人も多かったという。