ハモを水槽車に入れる小松島漁協職員=小松島市小松島町元根井

 夏の味覚、ハモの出荷が小松島漁協(徳島県小松島市)で最盛期を迎えた。出荷場は、水揚げされたハモを大きさごとに分ける作業に追われている。9月末まで続く。

 前日昼すぎに出航した漁船が底引き網漁で捕獲し、未明に帰港して水揚げする。市内の出荷場2カ所で5種類の大きさに選別。専用台に載せ、漁協職員が仕分けてかごに入れる。水槽車で生きたまま京阪神や東京の市場に送る。

 1日約500キロ~1トンの水揚げがあり、1匹200~600グラムが売れ筋だ。市場では1キロ約3千円で取引されている。漁協によると、紀伊水道は勝浦川などから流れ込む栄養で餌の小魚がよく育ち、ハモに脂が乗っておいしいという。

 今年は梅雨入りが遅く、漁の本格化が1週間ほどずれ込んだ。出荷部の松根政弘課長(40)は「生きのいいハモが捕れ始めて安心した。この時季のものは絶品なのでぜひ食べてほしい」と話した。