棚田カードに掲載された三好の下影(上)と上勝の樫原

 農林水産省は19日、各地の棚田の魅力を紹介する「棚田カード」を作成したと発表した。第1弾は31府県56地区分で、徳島県では下影(三好市井川町井内西)と樫原(上勝町生実)の棚田が選ばれた。表面を自然あふれる棚田の写真にし、裏に棚田の面積や作付けするコメの品種などの情報を掲載した。地元の交流施設などで無料配布する。

 農水省によると、棚田は管理に手間がかかり、保全が難しくなっている。棚田や周辺地域の活性化を図ろうと、農水省が各府県の担当者と協力してカードを作った。

 カードの詳細は農水省のウェブサイトに掲載した。地域で取り組む保全活動についての説明のほか、「岩豆腐」(下影)「上勝阿波晩茶」(樫原)など地域の特産品紹介やアクセス方法などが紹介されている。

 同省は「棚田に関心を持ってもらい、保全活動などにも参加してもらえれば」(地域振興課)としている。