木頭ゆずのブランド力向上や後継者育成に向けて関係者が連携を強めた振興大会=那賀町木頭和無田

 那賀町特産の木頭ゆずの生産や販売の拡大を目指す振興大会(JAアグリあなん木頭ゆず振興協議会主催)が23日、同町木頭和無田の木頭文化会館であり、生産者や流通関係者、行政担当者ら約100人が連携を強めた。欧州連合(EU)圏への輸出や6次産業化を進める中、産地で情報を共有しようと約10年ぶりに開いた。

 生産者、大手量販店や食品加工販売会社の担当者ら6人がパネルディスカッションを行い、後継者不足解消などの方策について話し合った。生産者からはインターンシップの推進などが提案され、青果卸売会社役員は「需要はあるので、いい物を作ればそれだけもうかる」と激励した。

 最後に、地域一丸となってブランド力強化や安定生産・計画出荷の推進、担い手育成を図るなどとする大会宣言を採択した。

 JAアグリあなんによると、同町内では765戸が約166ヘクタールで木頭ゆずを生産している。2016年度の収穫量は搾汁などの加工用も含め1510トンだった。