徳島の春の祭典「はな・はる・フェスタ」(実行委、徳島新聞社など主催)の実行委総会が23日、徳島新聞社であり、20回目となる今年のフェスタの日程を4月15、16の両日と決めた。県産食材の魅力を発信する「とくしまグルメ横丁」や東新町商店街での有名連による流し踊りなど、初めての企画がめじろ押しで、節目の祭典を華やかに盛り上げる。
会場は、藍場浜公園を中心とした新町川沿い一帯。同公園で昨年まで10年間行われた徳島ラーメン博覧会に代わって「とくしまグルメ横丁」を催し、阿波牛などを使ったメニューを販売する。しんまちボードウオーク一帯では海産物に特化したグルメイベントを行う。
阿波踊り関連のイベントも充実させる。有名連33連が競演する「春らんまん阿波おどり」(藍場浜公園桟敷ステージ)や「阿波おどり春舞台」(あわぎんホール)を行うほか、昨年まで有料だった阿波おどり会館での公演を無料にする。
15日には夜のイベント「はな・はる・ナイト」があり、午後6時から有名連8連が東新町商店街に踊り込み、あわぎんホールでも踊り公演がある。同8時からは新町川沿いで美波町の無形文化財「吹筒花火」が披露される。
このほか恒例のダンスコンテストやエフエム徳島スペシャルライブ、藍染などの伝統工芸体験といった多彩なイベントが行われる。各イベントの情報は新聞広告のほか公式ブログやフェイスブック、ツイッターでも随時発信する。
総会には実行委員長の近藤宏章・県商工会議所名誉会頭ら20人が出席し、フェスタの事業計画案などが承認された。