今年上半期(1~6月)の全国の交通事故死者数は1418人(前年同期比185人減)で、統計がある1948年以降で最少となった昨年(3532人)を下回るペースであることが22日、警察庁のまとめで分かった。一方、徳島県は前年同期比9人増の22人で、人口10万人当たりで見ると全国ワースト1位の2・99人となっている。全国の死者数のうち、65歳以上の高齢者は801人(107人減)で、全体の半分以上を占める結果となった。

 事故状態別では、歩行中が501人(80人減)と最も多く、次いで自動車乗車中489人(74人減)、二輪車乗車中223人(42人減)、自転車乗車中199人(9人増)と続いた。

 歩行中の死者のうち、過失が重い第1、2当事者は484人。うち300人(62%)に信号無視などの法令違反があった。同様に自転車乗車中では195人中152人(78%)が法令違反だった。

 75歳以上の運転者が第1当事者となった死亡事故は172件(50件減)。うち80歳以上は98件(27件減)だった。免許人口10万人当たりで見ると、75歳以上では3・1件、80歳以上では4・3件。いずれも前年同期を下回ったが、75歳未満の1・4件より高くなっている。

 自動車運転者による死亡事故を要因ごとに年齢別で見ると、75歳未満ではブレーキとアクセルの踏み間違いは0・7%だったのに対し、75歳以上では11%と高かった。

 死亡事故を含む交通事故全体は18万7684件(前年同期比2万2134件減)で、負傷者は22万7200人(2万8157人減)だった。

 徳島県内では死者22人のうち、高齢者は7割超に当たる16人に上っている。交通事故全体が1217件(113件減)で、負傷者は1462人(150人減)だった。

 都道府県別の交通事故死者数は、千葉、神奈川の67人が最多で、埼玉が61人、愛知が60人など。75歳以上の運転者による死亡事故件数では、栃木が9件、北海道、新潟、三重、岡山が7件、埼玉、東京、静岡、山口が6件だった。