阿波踊りを中止するよう飯泉嘉門知事と遠藤彰良徳島市長を脅迫するはがきを送ったとして、脅迫罪に問われた広島県海田町、工員の男(26)の初公判が23日、徳島地裁であり、男は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で「家族から早く仕事を探すよう言われるなどしたため、生まれ育った徳島に恨みや不満を持つようになった」と指摘。「恨みを晴らすため、名物の阿波踊りの中止を要求しようと決意した」と犯行の経緯を説明した。

 起訴状によると、2016年7月27日ごろ暴力団幹部や知人名義で「今年の阿波踊りを必ず中止させろ」「中止しなければお前の命を奪う」などと書いたはがき2通を北島町の郵便ポストから県庁と徳島市役所に1通ずつ郵送したとしている。