京都アニメーションが制作した作品の原画が並んだ展示会=徳島市の小山助学館本店

 京都市のアニメ制作会社「京都アニメーション」が手掛けた作品の原画展が、徳島市万代町6の小山助学館本店で開かれている。放火殺人事件を受け、県内外から訪れたファンは沈痛な面持ちでメッセージノートに追悼文を寄せている。8月31日まで。

 原画展は、小山助学館が京都アニメーションのグッズを取り扱っている縁で事件前から計画されていた。原画は京都アニメーションから借りたもので、事件数日前に届けられた。店内には被害を免れた人気作品「Free!-Dive to the Future-」など3作品の原画70枚が並ぶ。

 来店者は登場人物の表情や名場面の精緻な描写に見入り、ノートに「深い傷を負った方々の一日も早い回復を願う」「いつまでも応援している」などとつづっている。

 徳島市北矢三町の会社員田村陽子さん(41)は「将来のある若いスタッフが亡くなったのはつらい。たくさんの元気をもらった作品で、貴重な原画が残ったのは奇跡」と話した。