7月24日は「体育の日」だと、きょう言えばうそになる。けれど、来年ならば半分正しい。体育の日は本来10月の第2月曜日だが、1年限りを条件として東京五輪の開会式が催される日に移る。名称も、装い新たに「スポーツの日」となる

 昨年6月に五輪特別措置法が改正され、決まった。体育の日が元々、1964年の東京五輪が開幕した10月10日というのはご存じの通り。半世紀余りを経て、聖火リレーならぬ祝日のリレーが実現するというのには、感慨深いものがある

 ただ、へそ曲がりの性分でこうも思うのである。最も暑い盛りにスポーツの日とは、まか不思議だと。昨年の7月24日と言えば、徳島市で最高気温が37度を超えた。前後にも気象庁が「命に関わる」と警告する猛暑が続き、県内のスポーツ大会で日程変更や中止が相次いだほどだ

 今年はまだ梅雨明けしておらず、前年ほどの危険な暑さではない。それでも、きょうの県都の最高気温予測は31度と、熱中症指数は最高レベルである。屋外での運動は注意が必要だ

 真夏開催は、巨費を投じるスポンサー企業などの強力な意向が働いたとか。1年後の東京も暑い日が見込まれ、大丈夫かと案じてしまう

 スポーツの日は、やはり秋がふさわしい。来年のその日に限っては運動を控え、五輪観戦を楽しむ日になりそうである。