徳島市は2017年度から、市長と市議会議長の交際費を減額する。市長は100万円減らして250万円、議長は50万円減の200万円にする。使途は市のホームページ(HP)で公開する。

 市長と議長の交際費を減額するのは、12年度にそれぞれ50万円減らして以来5年ぶり。交際費は各種会合に出席した際の会費や全国大会に出場するスポーツ少年団への激励金などに使われている。過去5年の年間使用額は市長が約144万~190万円、議長が約66万~132万円と予算額を下回っており、厳しい財政状況も鑑み、減額を決めた。

 市長の使途は5月にも公開する方向で検討している。議長は未定。

 また、教育長と市民病院事業管理者、水道事業管理者、交通事業管理者の交際費も2万円減額し各40万円とする。