買い物客に藤野菜をPRする徳島大の学生=石井町高川原のフジグラン石井

 フジの名所をPRするため石井町とJA名西郡が産地化を進めている紫色の「藤野菜」を紹介するイベントが25日、同町高川原のフジグラン石井であった。旧農大跡地(石井)に石井農場を構えている徳島大生物資源産業学部の1年生6人も協力し、魅力を訴えた。

 店舗の一角にブースを設け、紫のカリフラワーと水菜、ホウレンソウの塩コショウ炒めを試食してもらったほか、野菜計50セットを100円で販売した。藤野菜を使ったピクルスやピザの調理法も展示した。買い物客が興味深そうに立ち寄り、「目新しい」「見た目は派手だけど、味はしっかりしていておいしい」などとと言いながら購入していた。

 徳島大の学生でつくる農業サークル「アグリクラブ」も石井農場で藤色の水菜を栽培している。同部の岡本裕太さん(19)は「消費者にとって紫という色が慣れないという面をクリアできれば、認知度は上げられると思う」と話した。