阿呆連の練習を収録する川人さん(左から2人目)ら=徳島市の東新町一丁目商店街

 阿波踊りをテーマにした短編映画「ぞめきのくに」のロケが、徳島市の東新町一丁目商店街で始まった。脚本・音楽担当の川人千慧さん(33)=北島町出身、東京都=らが、有名連・阿呆連の練習を収録した。

 踊り子と見物客百数十人の熱気に包まれたアーケードで、本番さながらの流し踊りを繰り返しカメラに収めた。パート練習や休憩の合間も撮影を続け、連員の素顔に迫った。

 川人さんは「ぞめきの迫力も踊り子のパワーも東京とは違う。阿波踊りの本場で踊りたくなるような作品にしたい」と意気込んだ。

 作品は、有名連の練習に参加した女子高生が踊りの魅力に引き込まれていくストーリー。川人さんと友利翼監督が昨夏、阿呆連の練習に感激し、協力を求めた。

 立川真千副連長は「選んでもらってありがたい。徳島の街の魅力もしっかりと発信してほしい」と話した。

 次回撮影は本番の演舞場で行い、踊り期間終了後に配役を付けたロケに入る。