海陽町宍喰浦の愛宕神社に新しい境内社「天神社」が奉納された。地域の住民が見守る中、氏子ら10人ほどが境内社を担いで階段を上り、標高23・7メートルの神社境内に据えた。

 新しい境内社は、約1・5メートル四方で高さは1・8メートルほど。3年前に神社の改修工事を担った地元の大工の男性(65)が、朽ち果てていた境内社を見て製作を請け負った。以前の境内社の一部を再利用し、仕事の合間を縫って3年かけて完成させた。

 製作した男性は「最後の仕事という思いで作った。無事完成して境内まで運べてほっとしている」と話した。