スミソニアン・アメリカ美術館に展示されることになった「藍のけしき」=県立21世紀館、2018年1月

 「ジャパンブルー」と呼ばれる阿波藍の魅力発信へ、2018年に徳島市で発表された大型空間芸術「阿波藍アート・藍のけしき」が20年7月~21年2月、米スミソニアン博物館の中核施設「スミソニアン・アメリカ美術館」で展示されることが決まった。

 美術館は2年ごとに、数人の招待作家による展覧会を開いている。今回、徳島で蒅作りと藍染を学んだ米インディアナ大美術学部のローランド・リケッツ副学部長(染織学)が選出された。リケッツ副学部長は、阿波藍の発信を目指す県などの企画で、18年に自らが監修し、県立21世紀館で公開した藍の芸術作品の展示を申し入れ、了承された。

 作品は、阿波藍で染めた約440枚(30センチ四方)の布を直径8メートル、高さ4メートルのドーム型につるして内側からライトアップしたもの。リケッツ副学部長は「(美術館で展示することが)夢みたいだ。いい展示にしたい」と話しているという。

 美術館でも21世紀館と同様に、ドーム型になるよう藍染の布をつるして展示する。