葉藍から作る染料「すくも」の産地徳島では、藍染体験ができる工房が徳島県内各地にある。ハンカチやシャツを自分の手で藍色に染めてみよう。

MEMO:価格は全て税別。生地を持ち込む場合、綿や麻でも加工の仕方によっては染まりにくいものがある。着古した衣服についてはタンパク汚れのため染め上がりがムラになることもある。疑問があれば事前に工房に相談を。

藍染工房ルアフ

染師林広さんの工房で、娘の山田奈香さんが指導してくれる。キッズスペースが有り、子連れ体験客が多いのが特徴だ。

ハンカチ1000円から。生地の持ち込みは1グラム30円から。前日までに要予約。徳島市吉野本町6-42 tel080-2983-7550 不定休

古庄染工場

明治時代から続く紺屋根6代目で、「現代の名工」にも選ばれている染師古庄紀治さんの工房。原則、スタッフが指導するが、希望すれば古庄さんの話も聞けるので予約時に相談してみよう。

前日までに要予約。染めた物は灰汁抜きをした上で、後日郵送される。ハンカチ1000円から。持ち込みは1グラム25円から。  ▷徳島市佐古七番町9−12 088(622)3028 日曜、祝日定休

STUDIO N2

服飾デザイナーの根本ちとせさん、弘之さん夫婦が営む工房。藍染のスポーツ用インナーシャツなどの衣料品も販売している。

体験の受付は2名から8名まで。オープンは金土日祝。8月中は原則、毎日営業予定。前日までに要予約。ハンカチ1200円から。生地の持ち込みは現在受け付けていない。鳴門市撫養町小桑島日向谷80 tel090-7787-7610

本藍染矢野工場

工房には大谷焼の藍がめがずらりと並ぶ。染師矢野藍秀さんが、義父の藍師佐藤昭人さんが作った蒅で染める工房だ。藍染体験のほか、絞り技法を学ぶ本藍染教室、伝統的な「灰汁発酵建て」の手法を学ぶ教室も開く。
 
藍染体験は1週間程前までの予約が望ましい。ハンカチ1500円から。生地の持ち込みは1グラム50円から。▷藍住町矢上江ノ口25−1 088(692)8584

藍住町歴史館 藍の館

 大藍商だった奥村家の旧屋敷が、阿波藍の歴史を伝える施設になっている。藍染体験コーナーがあり、全身藍染めファッションで決めた阿部利雄館長が迎えてくれる。
 
予約は必要なし。ハンカチ500円から。生地の持ち込みは1グラム15円から。別途入館料が必要。 ▷藍住町徳命前須西172 088(692)6317 定休日は火曜(祝日は開館)、年末年始

Saai dye studio

 お寺の敷地内で、染師田村美奈子さんと夫孝之さんが営む小さな工房。夫妻とも古庄紀治さんに染めを学んだ。8月末頃までは工房の隣にある畑で藍の葉も見られる。
 
和紙を染めて、センスやウチワにするワークショップ(1500円から)は10日前までに要予約。そのほかの藍染体験は1週間前までに要予約でハンカチ1000円から。生地の持ち込みは1グラム30円から。 ▷板野町矢武西川渕33 蓮教寺敷地内 088(672)3715 不定休

上板町 技の館

 蒅の生産量日本一を誇る上板町が直営する施設。100人まで受け入れ可能で、学校や高齢者施設からの団体客も数多く訪れる。
 
前日までに要予約。コースター500円など。生地の持ち込みは1グラム20円から。 ▷上板町泉谷原東32−4 088(637)6555 定休日は月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始

美馬市観光交流センター 藍染工房

 阿波藍の集散地だった美馬市脇町。商家が建ち並ぶ「うだつの町並み」の一角で、藍染体験ができる。

要予約。ハンカチ1000円から。生地の持ち込みは美馬市民1グラム20円から、市民以外30円から。   ▷美馬市脇町脇町45 の1  090(3188)3711 定休日は第2水曜、年末年始

in Between Blues

徳島県最南端の町、海陽町の海辺にある藍染スタジオ。藍染サーフボードの制作などで知られる永原レキさんが経営する。藍の葉や種を使ったお茶やスイーツが楽しめるカフェもある。
 
5日前までの予約が望ましい。ハンカチ3000円から。生地の持ち込みは1グラム30円。  ▷海陽町宍喰浦松原216−3 ☎0884(70)1488 火曜定休