和傘タワー

 オフィス街を和傘を使った明かりで彩ろうと、8月1、2の両日夜、東京・大手町仲通りで開かれるイベント「和ルミネーション」(実行委主催)に、美馬市地域おこし協力隊員の小林旅人(たびと)さん(51)が出展する。

 小林さんの作品は、高さ3㍍に及ぶ「和傘タワー」。竹製のやぐらにさまざまな色合いの和傘40本を飾り、LEDライトで照らす。鹿児島市などで行われている伝統行事「曽我の傘焼き」で、空高く組み立てられる和傘の塔をイメージして仕上げる。

 小林さんは「曽我兄弟は父のあだ討ちの際、たいまつとして傘を燃やした。イルミネーションを楽しんでもらうとともに、こんな和傘文化も知ってもらいたい」と話している。

 会場には、神奈川県平塚市の和傘職人によるあんどん80基も並ぶ。等間隔に広げた傘の中に、優しい明かりがともされる。

 和ルミネーションは、大手町が大名屋敷が立ち並ぶ江戸の中心地だったことから、和や伝統を意識できるイベントとして昨年から開催。まちづくりに関心のある近隣の会社員らで実行委を結成し、クラウドファンディングで資金を集めた。ライトアップは午後6時30分~同9時。雨天時は室内展示を行う。