華麗な演技で優勝した生光学園の選手たち=鳴門アミノバリューホール

 第57回四国中学校総合体育大会第2日は2日、3県で3競技が行われ、徳島県勢は新体操女子団体で生光学園が2年連続8度目の優勝、羽ノ浦が準優勝に輝き、両校が全国中学校体育大会(全中)の出場権を獲得した。

女子団体で準優勝した羽ノ浦の選手たち

 第3日の3日は4県で12競技があり、徳島県では陸上、水泳、バドミントン、新体操男子が行われる。

5人の心一つ、会心の演技 生光学園

 2分半の演技をミスなく終えると、生光学園の5人に喜びと安堵(あんど)の笑顔が広がった。団体で13・30点をマークし、四国総体2連覇。選手たちは「今までにないほど良い演技ができた」と達成感をにじませた。

 5人の心が一つになった。開始直後、林主将が前転しながら2本のリボンを同時に高く投げ上げる難技を完璧に決める。中盤以降の手具交換もミスなく成功。一つ一つの技と連係を正確にこなし、得点を積み上げた。

 10日前の県総体は4連覇しながらも小さなミスがあり、満足のいく出来ではなかった。リボンの操作を微修正し、空調の風の影響を受けないよう大きく回すことなどを意識して猛特訓。成果は確実に表れた。後藤は「県総体の時より確実な演技ができた」と振り返り、飯田は「ノーミスでできた」と喜んだ。

 全中の出場権は手にしたが、8位以内の入賞を目指すチームにとってはまだ通過点だ。「完成度をもっと高め、難度の高い技も取り入れたい」と林主将。演技に磨きを掛け、最後の大舞台に挑む。

ミス減り高得点 羽ノ浦

 羽ノ浦が昨年に続き四国2位で全国切符を獲得した。得点はこれまでのベストとなる11・40点。序盤、妹とのリボン交換でうまくキャッチできなかった3年生の福岡ほのかに笑顔はなかったものの「県総体よりミスを減らすことができた」とほっとした様子だった。

 同校としては8年連続の全中出場。昨年はミスなく演じながらも21位に終わり、全国のレベルの高さを思い知った。その悔しさを忘れていない岡主将は「ノーミスで今年こそは入賞を目指す」と力強く話した。