徳島地裁

 3月に徳島市のブティックで女性店員を脅して現金を奪ったなどとして強盗、建造物侵入、窃盗の各罪に問われた本籍高知県、住所不定、土木作業員の男(52)の判決公判が2日、徳島地裁であり、佐藤洋介裁判官は懲役4年6月、包丁1本没収(求刑6年、包丁1本没収)を言い渡した。

 判決理由で佐藤裁判官は「店員の背後から目や口をふさいで包丁を示した犯行は危険で悪質。被害者の感じた恐怖や精神的苦痛は大きい」と指摘。「ギャンブルで浪費し、借金を返済しようなどと考えた安易で身勝手な動機に、酌量の余地はない」と述べた。

 判決によると、3月24日午後7時45分ごろ、中常三島町2のブティックに侵入し、背後から店員の目や口を手でふさいで胸の前辺りに包丁を示しながら「声を出すな。金を出せ」と脅して1万円を奪うなどした。