折り鶴を束にまとめる会員ら=徳島市川内町の県建設労働組合会館

連合徳島が広島市の平和記念公園にささげる折り鶴=徳島市昭和町3の県労働福祉会館

 徳島県内の労働組合が、原爆で亡くなった労働者らを追悼するため、今年も広島、長崎両市の慰霊祭や平和集会に折り鶴を届ける。

 県建設労働組合(徳島建労)の組合員の妻らでつくる「主婦の会」は、会員有志約30人が昨年の倍の約2万羽を準備。千代紙や包装紙で折った色とりどりの折り鶴を、1羽ずつ針で糸を通してつないだ。7月下旬に両市に各1万羽を贈り、8月6、8日には組合員が現地慰霊祭に参加する。

 主婦の会が結成されてから約30年間、毎年贈っている。走川玲子会長(69)は「一人一人の思いを込めた2万羽が集まった。令和の時代も、子や孫が戦争のない平和な生活を送ってほしい」と話している。

 連合徳島は、組合員や一般県民から募った折り鶴約5万7千羽を代表団14人が広島市の平和記念公園の慰霊碑などにささげる。

 連合が8月5日に公園などで開く「平和行動in広島」に参加し、献納する。6日に公園で営まれる「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」にも出席する。

 連合徳島は1991年から広島、長崎両市を交互に訪れ、折り鶴を届けている。