鮮やかな赤い花を付けたケイトウを収穫する農家=那賀町延野

 盆や彼岸に仏前に供えるケイトウの出荷が、西日本有数の産地・那賀町相生地区で最盛期を迎えている。9月中旬まで。

 同町延野の樫本敬典さん(71)の畑10アールでは、5万本が鮮やかな赤い花を付けた。高さ60~80センチに育った花を柄の長い手鎌で丁寧に刈り取り、長さや品質別に出荷している。

 今年は梅雨明けが遅く日照時間が短かったものの、例年同様の上々の品質になったという。

 JAアグリあなんによると、町内では53戸が約620アールで生産している。関西や中国、関東地方に210万本を出荷する見込み。1本平均35円で市場に卸される。