徳島県は18日、阿南保健所管内の介護老人保健施設で、入所者ら76人がインフルエンザに集団感染し、このうち90代の女性1人が肺炎で死亡したと発表した。現在治療中の他の感染者に重症者はいない。
県によると、12日から17日にかけ、全入所者(95人)の6割に当たる57人と、通所者10人、職員9人の計76人が、インフルエンザA型と診断された。うち入所者9人、通所者3人が入院。入所者の女性が14日に死亡した。県は、感染が肺炎の発症につながったとしている。
施設は12日に職員に、17日に入所者に対し、それぞれ抗インフルエンザ薬の予防内服を行った。19日から1週間、通所者の利用を中止する。
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