任期満了に伴う阿波市議選(定数20人)が18日、告示された。現職14人、元職1人、新人7人の計22人が立候補し、定数を2人上回る選挙戦に突入した。各候補者は25日の投開票に向けて市内を街宣し、支持を訴えている。現職6人が引退する一方、元職と新人計8人が名乗りを上げ、市議会の顔ぶれが大きく変わる戦いとなる。
候補者の地区別内訳は▽阿波町8人(現職3人、新人5人=17日時点の有権者数1万493人)▽市場町6人(現職3人、元職1人、新人2人=8808人)▽土成町4人(全て現職=6718人)▽吉野町4人(全て現職=6699人)。党派別では公明と共産が各1人で、他の20人は無所属。
各陣営は18日午前8時半から市役所で届け出を済ませ、選挙事務所や自宅で出陣式を開いた。集まった支持者らを前に「市民の声を市政に反映させる」「誰もが主役になれるまちづくりを」などと第一声を上げ、選挙カーに乗り込んだ。
今回は2005年の市発足時から議員を務めていたベテラン5人を含む現職6人が引退するものの、前回の14年より4人多い7人の新人が出馬した。40代の若手2人も含まれる。
市政に目立った争点がないことから、各候補者の訴えがどれだけ市民の理解を得られるかや引退議員の票の動向が当落の鍵を握りそうだ。
投票は25日午前7時から午後8時まで市内17カ所で行う。期日前投票は24日までの午前8時半から午後8時まで市役所1階で実施する。開票は25日午後9時15分から市役所3階大会議室で行う。
17日時点の有権者数は3万2718人(男1万5588人、女1万7130人)。
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