高齢者見守りの協定書を交わす鎌田所長(右)と岩城村長=佐那河内村役場

 佐那河内村を販売区域とする徳島新聞多家良専売所(徳島市)は2日、高齢者宅への新聞配達時に異常がないかを確認する「高齢者等の生活状況の見守りに関する協定」を、同村と結んだ。県内の徳島新聞販売店は2007年から順次、自治体と同様の協定を結んでおり、今回で県、全24市町村との協定締結が完了した。

 専売所スタッフが配達の際に郵便受けに新聞がたまっているなどの異変に気付いた場合、村や消防、警察に連絡する。村では高齢化率が42・9%に上っており、全947世帯のうち高齢者の独居世帯は114ある。

 村役場で調印式があり、岩城福治村長と多家良専売所の鎌田容司所長が協定書を交わした。鎌田所長は「全てのスタッフが協力し、より一層見守り活動に力を入れていきたい」と話した。岩城村長は「住み慣れた地域で暮らし続けたいという高齢者も多く、販売店の見守りは心強い」と期待した。

 徳島新聞販売店は長年、見守り活動に取り組んでいて、上板町を皮切りに自治体との協定締結を進めていた。現在、103ある販売店には配達スタッフが計約1800人いる。