梅の産地・吉野川市美郷で、梅干し用に塩漬けした実を乾燥させて保存性を高める「土用干し」が行われ、黄色の小梅が甘酸っぱい香りを漂わせている。

 田平地区の美郷梅工房加工所では、パレットに並べた梅の実がビニールハウス内に広がる。栽培農家でつくる「美郷梅工房」(藤村和行会長)の会員が、干しむらができないよう、丁寧に実をひっくり返している=写真。

 土用干しは10日ごろまで。5~7日間干した実はシソ、梅酢と一緒に漬け込み、約3カ月後に赤い梅干しになる。工房によると、今季の生産量は約5トンと例年並みの見込み。