日韓友好交流の継続を呼び掛ける金住職=阿南市のロイヤルガーデンホテル

 韓国伝統舞踊家で四国霊場13番札所大日寺(徳島市一宮町)住職の金昴先さん(61)が7日、阿南市のロイヤルガーデンホテルで講演し、対立する日韓関係を踏まえ「政治は政治家に任せ、民間交流のレベルを高くしていきましょう」と呼び掛けた。

 金さんは6日に韓国から日本に戻る際、乗客がほとんどいなかったエピソードを紹介。文在寅韓国大統領を「次の選挙で与党が勝つために国民をあおっている」と批判した。

 日韓交流行事への出演依頼が減っている韓国の文化団体から相談を受けていると明かし「日韓1500年の交流の歴史で、関係が悪かったのはたった50年。我慢の先には良いことがある」と交流の継続を訴えた。

 金さんは、阿南市内の教諭でつくる市教育会などが主催する教育文化講演会の講師として登壇。講演後、徳島新聞カルチャーセンター講座「韓国伝統舞踊」の受講生ら4人が韓国伝統舞踊を披露し、日韓の友好促進を願った。

 市教育会長を務める福井中の杉本良校長は「政治的にうまくいかない時だからこそ、人と人のぬくもりのある絆を保っていきたい」と話した。