徳島県内公立高校の2018年度入試で、学力を重視する一般選抜の志願変更が1日、締め切られた。全日制の24校33学科・類で、募集定員を超えた。

 県教委によると、全日制33校73学科・類の出願者は、志願変更前から11人減の4902人。募集定員4856人に対する平均競争倍率は1・01倍で、前年同期を0・02ポイント下回った。

 競争倍率が最も高いのは、城西・生産技術で1・62倍。次いで、城西・植物活用1・44倍、吉野川・農業科学1・43倍、城西・アグリビジネス1・29倍、池田・探究1・26倍となった。

 定員を下回ったのは14校24学科・類。競争倍率が低いのは▽名西・芸術(音楽)0・33倍▽海部・情報ビジネス0・65倍▽徳島科学技術・海洋技術類0・78倍▽池田・普通0・84倍-など。名西・芸術(書道)は定員2に対し、出願者がなかった。

 定時制の6校9学科・類は、志願変更前から1人減の126人が出願した。募集目標210人に対する平均競争倍率は0・60倍で、前年同期を0・03ポイント下回った。全ての学科・類で募集目標を下回っている。

 試験は6日に5教科の学力検査、7日に面接があり、合否結果は14日に通知される。定員割れした学科・類は2次募集し、20日に願書受け付け、26日に試験がある。