親離れした(右から)令、和、藍=11日午後4時15分ごろ、鳴門市大麻町(浅野由美子さん提供)

 鳴門市大麻町で6月上旬に巣立ったコウノトリの「藍」「令」「和」の3羽が、7月下旬以降巣に戻らず、親離れした。巣から5キロ以上離れた場所に移動したり、自ら餌を探したりしている。

 コウノトリ定着推進連絡協議会や複数の観察者によると、3羽はこれまで日没後に巣に戻っていた。しかし、7月下旬以降は巣に戻らず、近くの田んぼなどで夜を過ごすようになった。親鳥が餌を吐き戻して与える様子も見られなくなった。

 3羽の行動範囲は巣の半径約1キロから5キロほどに広がり、鳴門市大津町や松茂、北島両町などで目撃されている。11日は3羽が大麻町のレンコン畑で、昨年8月に兵庫県豊岡市を巣立ったコウノトリの雄と一緒にいるのを観察者が確認した。