プレミアム演舞場にトップで踊り込む阿波扇=市役所前演舞場(吉本旭撮影)

 徳島の夏を彩る「徳島市の阿波踊り」(阿波おどり実行委員会主催)が12日、開幕した。市役所前演舞場には有名連が踊り込む新企画「プレミアム演舞場」がお目見えしたほか、紺屋町演舞場で阿波おどり振興協会による総踊りが2年ぶりに復活した。一方で、演舞場のプログラム進行が遅れるなど課題もみられた。

 プレミアム演舞場はチケット販売率が低い市役所前演舞場の魅力向上策として、後半2部に登場。有名連や技能に秀でた学生連計14連が、勇壮な男踊りやあでやかな女踊りを繰り広げた。徳島市南田宮3の三野浩次さん(72)は「上手な連だけを見たいと思って来た。期待通り」と笑顔を見せた。

 各連の演出をじっくりと見せるため、踊り込む連は前半1部の半数ほど。金長連で女踊りを披露した原愛実さん(30)は「前後の連との間隔が空いており、自分の連の鳴り物だけに集中できて踊りやすかった」と話した。

 今夏から、イベント企画大手のキョードー東京など3社の共同事業体が運営実務を担っている。