徳島県議会最大会派の県議会自民党(27人)は8日、会派総会を開き、次期議長に重清佳之氏(57)、副議長に岩丸正史氏(65)を擁立することを決めた。県議会2月定例会最終日の13日に正副議長選が行われ、選出される見通し。
県議会の正副議長は1年ごとの交代が慣例となっている。木南征美議長、寺井正邇副議長は退任する意向で、自民党は後任候補選びを進めていた。
自民党内で議長未就任の副議長経験者は、5期目の重清氏と3期目の喜多宏思氏。重清氏の副議長就任(2015年5月)が喜多氏より10カ月早く、重清氏を推すことに決まった。副議長候補は3期目の岩丸氏でまとまった。
自民党の所属議員は全議員37人の過半数を占めており、事実上、次期正副議長が決まった。