徳島県内公立高校の2018年度入試で、学力を重視する一般選抜の合否通知が14日、各高校から受験生に郵送された。全日制と定時制を合わせた合格者は4898人で、不合格者は127人。受験者5025人に対する実質競争倍率は1・03倍で、前年度を0・01ポイント下回った。
県教委によると、全日制33校73学科・類では募集定員4856人に対して4901人が受験し、4784人が合格した。実質倍率は1・02倍(前年度1・04倍)だった。城南の普通科や徳島科学技術の電気技術類など、11校20学科・類で72人の定員割れとなっている。
定時制6校9学科・類では、募集目標210人に対して124人が受験し、合格者は114人。実質倍率は1・09倍(1・08倍)だった。全ての学科・類で合格者が募集目標を下回っている。
合格者が定員に満たなかった学科・類は2次募集がある。県教委は15日にそれぞれの定員を発表し、20日に願書を受け付け、26日に試験を行う。