台風接近で14日の阿波踊り中止が決まった13日、連員や踊りファンからは落胆の声が上がった。最終日の15日も中止が濃厚とあって、演舞場は踊り子の熱気に包まれた。

 新のんき連の小岸桃子さん(20)は「この日のために練習してきたのに残念。最後かもしれないので、精いっぱいやり切りたい」と踊りの輪に加わった。

 選抜阿波おどりも中止になった。14日に出演予定だった無双連の福池哲也さん(45)は「1年かけてみんなでつくり上げてきた舞台演出を見てもらいたかった」と無念そうに言う。

 大阪市から訪れた専門学校生木村夢花さん(18)は「15日まで踊りを楽しみたかった」と残念がり、予定を2日早めて大阪行きの高速バスに乗り込んだ。