みこしを担いでトンネル貫通を祝う児童=三好市、三豊市境

 三好市池田町と香川県三豊市を結ぶ国道32号猪ノ鼻道路の新猪ノ鼻トンネル(仮称、約4・2キロ)が貫通し、トンネル内の県境地点で記念式典があった。猪ノ鼻道路は全長8・4キロで、2020年度の開通予定。

 関係者ら約230人が出席。県境両側に分かれて式典を行い、徳島側では三好市の黒川征一市長や山口俊一衆院議員らが発破ボタンを押した。

 貫通後に出席者が合流し、三好市の箸蔵小と三豊市の財田小児童がたるみこしを担いで祝福した。

 黒川市長は「徳島と香川を結ぶ観光ルートが強化され、地方創生の弾みとなる」とあいさつ。三豊市の山下昭史市長は「災害時の活動でも効果が得られる」と期待した。

 新猪ノ鼻トンネルは徳島、香川両県で最長のトンネル。16年2月の着工から3年半で貫通した。猪ノ鼻道路が開通すれば今の国道より10分短縮されるほか、積雪や凍結時の安全性が高まる。