9日、県内は早朝に雨はあがったものの北西の風が強く、気温も上がらなかった。海上は北寄りの風が強く、前日の波も午後には次第に収まりだした。しかし南部の渡船業者は磯渡し、イカダ、ヤカタ、カセ、掛け釣りはほとんどの業者が中止した。今後、気温の上昇とともに水温も上がりマダイ、チヌのノッコミが始まるだろう。ノッコミの時期は大型が出やすく、お腹も大きく比較的引きが弱いので是非自己記録の更新を狙って欲しい。また、釣行時は磯釣り、船釣り、イカダやカセに限らず沖ノ一文字、離岸堤や地の波止や岸壁でも安全のため、必ずライフジャケット、帽子を着用願いたい。

 [磯]<恵比須浦>7日、水温14・1~14・7度。大辰巳周辺のハエで35~48センチのチヌ3匹。

 <大島>7日、水温15度前後。ヒジカケで33センチのグレ1匹。西ノ牙で25センチ前後の尾長グレ2匹と同型のイサギ1匹。地冨士で阿南市の人が33、35センチのグレ2匹。

 [波止]<津田沖ノ一文字>7日、中央付近で沖アミを餌にフカセ釣りで43センチのチヌ1匹。

 <中林漁港東突堤>6日、消波ブロックで日没後の1時間半ほどミニワームを投げた人が13~16センチのメバル4匹。同行の人も同型を3匹。白、ピンク、蛍光など交換しながら釣った。

 <高知・宇佐沖ノ一文字>7日、晴れたり曇ったりで比較的暖かかった。夕方には南東の風が吹き少し波が高くなった。市販の加工沖アミを餌にフカセ釣りで49センチのチヌ1匹。カニを餌に落とし込み仕掛けで釣り歩いた人は38~41センチのチヌ3匹。中突堤はフカセ釣りで35~41センチのチヌ5匹と45センチのマダイ1匹。

 <高知・室戸岬>6日、西海岸は風裏となり水温約15度。早朝、アジを餌にサオを出した2人が取り込みにヤエンを使い0・5キロ前後のアオリイカ2匹。他にもアタリは数回あった。

 [船釣り]<橘湾>6日、自家用船で出掛けた地元の人2人が、発電所ウラ周辺で10時から4時間半ほど沖アミを餌にハリス1・7号チヌバリ3号のフカセ釣りでウキ下7~10ヒロと深く探り、35センチのチヌ1匹と25センチ前後のチャリコ6匹、30センチのアジ1匹。仕掛けを流れに乗せて流し100メートル以上沖でアタリがあった。(県釣連盟報道部)