23日開幕する第90回選抜高校野球大会を前に、阿南市で合宿を行う北信越地区代表の日本航空高石川(石川)と、徳島県内高校との強化試合が10~14日、アグリあなんスタジアムで行われる。4年連続で選抜大会出場を逃すなど、低迷する県勢のレベルを底上げしようと初めて企画された。
昨年の県秋季大会上位校のうち、学校行事などの都合がついた鳴門、鳴門渦潮、富岡西、城東、城南、徳島商の6校が日本航空石川と対戦する。補欠校を含む選抜大会出場校同士の練習試合は大会終了までできないため、四国地区補欠校の生光学園は不参加となる。
北信越地区の代表校は、温暖な気候や甲子園球場への交通の利便性などから5年連続で阿南市を合宿地に選び、同市などの高校と練習試合を行ってきた。徳島県高野連はこの機会を強化に生かすため、県秋季大会の上位校が優先的に対戦できるようにした。
入場無料。14日は徳島商と練習試合を組んでいた神戸弘陵(兵庫)も加わり、3校がそれぞれ戦う。
日時と対戦校は次の通り。
10日午後2時=鳴門▽11日午前9時半=富岡西、午後1時=城南▽12日午後2時=鳴門渦潮▽13日午後2時=城東▽14日午前9時半=神戸弘陵、正午=徳島商対神戸弘陵、午後2時半=徳島商