25日に開かれる「とくしまマラソン2018」(徳島陸協、徳島県、徳島市、徳島新聞社など主催)で、ランナーと一緒にコースを走りながら警備をする徳島県警の「エスコートポリス」が14日、徳島市論田町中開の県警機動隊グラウンドで合同訓練を行った。
当日、コースを走る警察官18人のうち16人が練習に参加。5、6人ずつのチームに分かれ、ナイフを所持した不審者がレース中、コースに侵入して暴れているとの想定で行った。エスコートポリスは不審者を発見すると数人掛かりで素早く取り囲み、催涙スプレーなどを使い取り押さえた。観客の避難誘導の手順も確認した。
リーダーの村田温志警部補(34)=組織犯罪対策課=は「ランナーや観客が安心して楽しめるよう、エスコートを心掛けたい」と話した。